面接などでよく聞かれる「やりたいことは何ですか?」という質問への回答と相手の反応
はじめに書いておきますが結論も深い内容もありません。思ったことを書いていきます。就活関係のコンテンツはリスクが高めなので可能な限りオブラートに包みます。
「やりたいことは何ですか?」「将来のビジョンを教えてください。」という質問に対する回答。
就活をしていると(就活にかぎらずですが)このような質問を死ぬほど聞かれます。もはやチャットボットで回答したいくらいです。
普段は以下のように答えています。
「構造的欠陥がある領域において、新たな仕組み/システム/経済圏を創造し、そこでの人々や情報のトランザクションから新たな文化や現象を生み出すことに興味がある。その新たな文化や現象を新しい価値に繋げてきたい。」
よくある反応その1
「ああそれって〇〇ってことですよね?」と微妙にずれたことを言われる。これは僕の説明不足なんですかね?
コミュ力高い系の人事の人が多いような気がしています。(よくベンチャー企業の一次面接に登場する女性に多い)
こういった場合はまだ分かり合える余地がありますので以下のような具体例を話したりします。
メルカリは新たなCtoCのマーケットプレイスを作り出しています。このメルカリというシステムでは以下のような現象が起きたりしてます。
①本来は商品として成り立たないようなものが売り買いされる。
②送料を考えたら売り手にとって利益がマイナスになるのに売り手は喜んで販売している。
これはこれまでに無かった「現象・文化」であり新たな価値につながる気がしています。
よくある反応その2
「・・・・・・・」引かれる。こういった企業の場合これ以上話しても互いにとってメリットはないので会話がこれ以上盛り上がることはありません。ゲームを作っている会社、業務システムを作っている会社、アドテク周りの会社の人に多い気がしています。こういった会社は人事、エンジニア問わずこういった反応をしてきます。
構造的にアップデートするという発想がないのでしょう。累積型のイノベーションが中心の業界やコンテンツ志向が強い人がこういった反応になりやすいのかと思います。
よくある反応その3
「めっちゃ分かる!!!!!!!」めちゃくちゃ共感されるパターンです。起業家の人はだいたいこういった反応です。こういう発想じゃないと起業なんかしないでしょう。
ベンチャー企業の中の人で言えば10社いたら3社くらいの人はこちらの反応をしてくれます。こういった人とはめちゃくちゃ気が合いますし仲良くなれます。
結論
よくある反応その3の人と一緒に働きたいと思います。たまに企業に迎合してやりたいことを微妙に変化させる人がいますが、お互いにメリットがないと思われます。自分のやりたいことができるかは仕事選びの大きな軸だと思います。
おまけ
逆質問タイム聞きたいことなくてシーンとなることがあると思います。(私の場合反応その2の場合)
こういった場面でのキラー質問を紹介しておきます。
「やりたいことと今の環境でやれることのギャップはありますか?」
特に深い理由はなくて前半と後半の内容でそれぞれボリューミーに回答してくれる人が多いです。